ジモティーAdsとは?広告の特長や注意点などを踏まえて売上に繋がる運用法を解説

2025.02.13

目次(表示)
  1. そもそも『ジモティー』とは?媒体の特長や利用者数を紹介
  2. ジモティーAdsとは?
  3. ジモティーAdsの特長とは?弊社の運用結果も踏まえ解説!
  4. ジモティーAdsの効果を最大化する3つの運用ポイント
  5. ジモティーAdsを運用する上での注意点と失敗しないためのポイント
  6. まとめ|ジモティーAdsを活用して集客・求人を成功させよう
この記事でわかること(表示)
  • ジモティーAdsの特長
  • ジモティーAdsの運用上の注意点
  • ジモティーAdsの実際の運用データ
  • ジモティーAdsの運用上のポイントや注意点

そもそも『ジモティー』とは?媒体の特長や利用者層を紹介

ジモティー』とは、日本最大級の地域情報メディアであり、地域ごとに多様な情報を掲載できるプラットフォームです。個人間取引だけでなく、ユーザーが住んでいる地域の不動産情報の提供や求人情報の掲載などさまざまなサービスが利用可能となっています。

媒体の特長

実際の利用者数や月間のアクティブユーザー数などは、以下の通りです。

  • 月間利用ユーザー数は約1,000万人
  • 会員登録数は1,500万人
  • アプリ総DL数は約1,700万(2025年1月時点)

地域密着型のユーザーが多く利用するため、特定のエリアや狙った属性のユーザーにリーチしやすい特徴があります。

ジモティーの利用者層

ジモティーの利用者層は30代から60代が全体の約8割を占めており、比較的年齢層が高めのユーザーが多いのが特長です。特に既婚で子どもがいるユーザーが6割以上を占めており、ファミリー層向けのメディアとしての強みがあります。

また、持ち家率は約5割、車の保有率は約8割であることから、郊外に住むユーザーが中心となっていると考えられます。

一方で、男女比は 1:1 で均等に分布しており、エリアごとの人口構成も全国平均とほぼ同じ傾向を示しています。

上記のことからジモティーは30代から60代・郊外在住・ファミリー層が利用しています。

詳しく解説していきますが、ターゲットがマッチしているのであれば、GoogleやYahoo!などのリスティング広告やMetaやYoutubeなどのディスプレイ広告よりも、ジモティーAdsをテクスタ株式会社(以下、弊社)はおすすめしています。

ジモティーAds(広告)とは?

ジモティーAdsは、「ジモティー」のスマホアプリおよびWebサイトに広告を配信できる広告プラットフォームです。

ジモティー内の登録情報や行動履歴を活用し、ユーザーの人物像を予測することで、高精度なターゲティングが可能となっています。

さらに、AIによる自動配信機能を備えており、CPAやCPCを最適化しながら効率的に広告を運用できます。

最低出稿金額は10万円で、掲載面はジモティーのアプリとWebサイトですが、配信対象デバイスはスマートフォンのみとなっているため、事前に確認しておくことが重要です。

下記に、ジモティーAdsの基本情報をまとめます。

項目詳細
課金形式CPM課金
最低出稿金額10万円
掲載面ジモティーアプリ
デバイススマートフォンのみ(PC不可)

課金形式はCPM課金となっているので、広告戦略を立てる際に間違えないように注意してください。

ジモティーAdsの特長とは?弊社の運用結果も踏まえ解説!

では、実際にジモティーAdsには、どのような特長があるのか、弊社が実際に運用した結果も踏まえて解説します。ジモティーAdsの特長は下記の3点です。

それぞれ解説していきます。

ジモティーAdsの特長①:低コストで広告運用が可能

ジモティーAdsの最大の特長は、低コストで広告運用が可能である点です。特に、CPM課金の中でも圧倒的に安価であり、他の広告プラットフォームと比較しても、費用対効果の高い運用が期待できます。

ジモティーは地域密着型のユーザーが多く、広告のターゲットが明確なため、無駄なインプレッションを減らしつつ、高精度な配信ができるのが大きな魅力です。また、最低出稿金額も10万円からと手頃 で、広告初心者や小規模事業者でも気軽に始めやすいプラットフォームとなっています。

具体的に弊社の運用例を挙げて解説していきます。

※人材派遣の求人募集広告の実例

媒体CPMCPC
(クリック単価)
CPA
(獲得単価)
ジモティーAds33.7円49.9円1012円
Meta1971円98円1850円

上記の表が実際に運用した結果です。同じ費用で同じLPを使って運用しましたが、結果は歴然。CPM(1,000回表示させるためにかかる費用)やCPC・CPAなど、どの観点から見ても高い広告効果を記録しました。

時期やクリエイティブなどに差異があるので、正確なABテストとは言えませんが、参考のデータにはなります。

少額から広告運用を開始したい方や1人社長で集客にリソースが割けられず、困っている方におすすめです。

ジモティーAdsの特長②:ターゲティング精度が高い

ジモティーAdsは、ターゲティング精度が高く、CPA(獲得単価)が安くなる特長があります。

ジモティーでは、性別・年齢などの登録情報、行動履歴・興味関心、広告のクリック履歴、利用エリアなど、多岐にわたるユーザーデータを保持しています。

不用品の売買や求人など、ユーザーが実際に行動を起こすプラットフォームであるため、購買意欲の高い層へ的確にアプローチできる点が強みです。これらのデータを活用することで、ユーザーが「今」「どこで」「何を求めているのか」を把握し、効果的なターゲティングを実現できます。

そのため、LPに遷移させた後のCPAが安くなります。下記では、具体的に弊社の運用例を挙げて解説していきます。

※外構工事の集客広告の実例

媒体CPA(1件あたりの獲得単価)
ジモティーAds12,500円
Google78,500円

運用していく上で、

  • ユーザーが実際に行動を起こすプラットフォームであること
  • 購買意欲の高い層へ的確にアプローチできること

上記のような特長は、広告媒体の選定において重要な指標です。

ジモティーAdsの特長③:他媒体と比べ、認知拡大につながる

実際にジモティーAdsで弊社で運用している事例から、他媒体と比べ、認知拡大につながってるという特長が挙げられます。

前述の通り、ジモティーAdsはCPMが安く広告が回りやすい特長があります。そのため、同じ費用でもより多くのユーザーに自社の広告を表示することができるため、顧客に対しサービスや商品の認知を広げることができます。

具体的に弊社の運用例を挙げて解説していきます。

※人材派遣の求人募集広告の実例

媒体1ヶ月あたりの検索回数
ジモティーAds700回/月
Google250回/月

キーワードプランナーで算出したデータから、ジモティーAdsで広告を回していた時期の方が指名検索の回数が2.8倍になっていることがわかります。

また、ユーザー心理として、単純接触回数が多いと商品やサービスの好意度や印象が良くなるという※データがあります。

※日本認知科学会 単純接触効果に及ぼす刺激呈示の回数と時間の影響より

そのため、CPMが安く広告が回りやすいジモティーAdsは、顧客の脳内SEOで上位を獲得することができるのです。『トイレと言ったらTOTO』などのように、顧客が想起しやすい状況が作れるため売り上げに直結します。

上記の特長以外にも、2025年1月25日にCVテスト機能のリリースがあったことなど、頻繁に機能更新が行われることも特徴のひとつです。

ジモティーAdsの効果を最大化する3つの運用ポイント

ここまでは、ジモティーの媒体特長やジモティーAdsの特長など、弊社が実際に運用したデータをもとに解説してきました。

以下では、実際に広告運用をする際に、効果を最大化する3つの運用ポイントを解説します。ジモティーの運用マニュアルのデータを元に解説するので、広告運用を検討している方は最後までご覧ください。

ジモティーAds運用ポイント①:初動はブロード配信が必須!データ蓄積の重要性

ジモティーAdsを効果的に活用するためには、初動のブロード配信が欠かせません。初めからターゲティングを細かく絞りすぎると、広告の配信ボリュームが減少し、十分なデータを蓄積する前にCPAが高騰してしまう可能性があります。そのため、まずは幅広いユーザーに広告を配信し、どの層に反応があるのかを検証することが重要です。

また、ブロード配信によってCV(コンバージョン)データを蓄積することで、後のターゲティングの精度を向上させることができます。特に、ジモティーは地域ごとに利用者層が異なるため、初期段階で幅広くデータを収集し、最適なターゲット層を見極めることが成功の鍵となります。

ジモティーAds公式:初動の推奨設定
  • コンバージョンを計測する案件は、目標CPA最適化で配信することを推奨。
  • マニュアルのチェックリストを全て満たすように設定。

ジモティーAds運用ポイント②:クリエイティブのPDCAを回してCTR・CVRを改善

広告の成果を最大化するためには、クリエイティブのPDCA(Plan-Do-Check-Act)を回し、定期的に改善を行うこと が不可欠です。ジモティーAdsでは、特に ジモティーの投稿に馴染むデザインやテキスト がクリック率(CTR)やコンバージョン率(CVR)の向上に寄与します。

具体的には、以下のポイントを意識すると効果的です。

  • 画像の選定:プロが撮影した広告風の画像ではなく、一般ユーザーが撮影したような写真のほうがジモティーの投稿になじみやすく、CTRが向上しやすい。
  • テキストの工夫:「○○を無料で手に入れよう!」など、ジモティーの投稿に近い訴求文を使用すると自然にクリックされやすい。
  • 定期的なテスト:複数のクリエイティブを用意し、効果を比較しながら最適なものに絞り込んでいく。

このように、クリエイティブの細かな調整を行うことで、広告の効果を最大化することが可能です。

ジモティーAds運用ポイント③:予算の適切な設定方法と最適化の流れ

広告の運用には、適切な予算設定が欠かせません。ジモティーAdsは最低出稿金額が10万円から となっていますが、いきなり高額の予算を投じるのではなく、低予算からスタートし、効果を見ながら最適化を進めることが重要 です。

最適な予算設定のポイントは以下のとおりです。

  • 初期は少額からスタート:まずは低コストでブロード配信を行い、効果の出やすいターゲットを見極める。
  • データを蓄積した後に最適化:一定のCVデータが蓄積されたら、ターゲティングを細かく調整し、CPAを抑えつつ効果的な配信に切り替える。
  • 日予算を段階的に増やす:効果の高い配信先が特定できたら、日予算を増やし、安定的なリード獲得を目指す。

このように、低予算からスタートし、データをもとに最適化を進めることで、無駄なく広告運用を行うことができます。

ジモティーAdsを運用する上での注意点と失敗しないためのポイント

ここからは、ジモティーAdsを運用する上での注意点と失敗しないためのポイントを解説していきます。

最低出稿金額の確認とコスト管理

ジモティーAdsの最低出稿金額は10万円 に設定されています。そのため、広告運用を開始する際には、事前に予算をしっかりと計画することが重要です。特に少額から始めたい企業にとっては、適切なコスト配分と、どのように効果を最大化するかを考える必要があります。

配信スケジュールの管理(審査・入稿・掲載開始の流れ)

ジモティーAdsでは、広告の入稿から掲載までに一定の審査期間が設けられています。広告をスムーズに運用するためには、掲載開始の3営業日前までに申し込みを完了し、2営業日前までに入稿を行うことが必要です。

ジモティーAdsと他の広告の使い分け戦略

ジモティーAdsは地域密着型の広告に強みを持っていますが、全国的なプロモーションやブランディング目的では、リスティング広告やSNS広告などと組み合わせることで、より効果的なマーケティングが可能になります。

すでに他媒体での運用をしている方は、広告費のバランスを考えて運用してください。

まとめ|ジモティーAdsを活用して集客・求人を成功させよう

ジモティーAdsは、地域密着型マーケティングを行う上で非常に優れた広告媒体です。低コストかつ高いターゲティング精度を持ち、適切に運用すれば高いコンバージョン率を実現できます。

しかし、広告運用の成功はジモティーAdsだけで完結するものではありません。LP(ランディングページ)の質やその他の施策が極めて重要であることを忘れてはいけません。いくら優秀な広告配信ができても、LPが最適化されていなければ、ユーザーはコンバージョンせずに離脱してしまいます。

もしジモティーAdsを活用して最大限の成果を得たい場合は、ぜひ弊社までご相談ください

弊社との相性や納得して依頼できるかなど、不明点などもあると思いますので、最適な広告戦略を提案するところまでは無料対応させていただいています

もちろん提案した戦略だけ持ち帰っていただいても問題ありません。一度、以下のボタンから無料相談をお申し込みください。